初公判での被告の言動と弁護側の方針
2024年10月に自民党本部と首相官邸が相次いで襲撃された事件で、殺人未遂や火炎瓶処罰法違反などの罪に問われた臼田敦伸被告の裁判員裁判初公判が2026年11月2日に東京地裁で開かれました。江口和伸裁判長が担当した公判で、臼田敦伸被告は起訴内容について発言せず、認否を示しませんでした。
弁護人は裁判で事件について全て争うと述べ、検察が権限を乱用して起訴したなどとして裁判は打ち切られるべきだと訴えました。検察側は冒頭陳述で、臼田敦伸被告が既存政党や警察組織に不満を持ち、火炎瓶を投げ込む計画を立てたと指摘しています。
法廷での突発的な行動と今後の審理予定
臼田敦伸被告は裁判長から認否を問われると国旗国歌法に基づいて正確に作った日章旗ですと発言し、日の丸が描かれた紙を3度にわたって破り捨てるなどしました。さらにペースト状の物体を紙に塗り付け自らの口にも入れるなどしたため、裁判長は審理を一旦中断して休廷としました。
この事件の初公判には多くの傍聴希望者が集まり、一般傍聴席20席に対し193枚の整理券が交付されました。今後は警察官ら約20人の証人尋問が行われる予定であり、判決は2026年12月9日に言い渡されることになっています。
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