半導体がけん引する経済成長
韓国銀行が発表した2026年第3四半期のGDP速報値は、前期比1.0%増となり、第2四半期の0.6%から伸び率が加速しました。ロイターがまとめた市場予想の0.7%も上回る結果です。世界的なAI投資ブームを背景に、半導体や機械、電気機器の需要が拡大し、輸出全体が2.3%増加しました。
設備投資も半導体製造装置などがけん引し、4.1%の増加を記録しました。韓国銀行のイ・ドンウォン経済統計局長は、経済成長の約半分は半導体がけん引していると推計しています。また、韓国の1月から9月の輸出額は8000億ドルを突破し、2026年通年では1兆ドルを超える見通しが示されました。
内需の弱さと今後の見通し
輸出と投資が好調な一方で、個人消費は0.2%減と約4年ぶりに減少しました。株式相場の低迷による金融サービスの落ち込みや、主要自動車メーカーのストライキによる自動車購入の減少が影響しています。エコノミストからは、個人消費の弱さが経済全体の成長の勢いに対する難点であるとの指摘も出ています。
韓国銀行は、第4四半期も輸出と投資は堅調を維持すると見込んでいます。個人消費については、半導体企業による配当支払いや従業員への賞与支給が家計所得を押し上げ、緩やかに回復すると予想しています。2026年の年間成長率は、第4四半期の水準次第で3.7%に達する見通しです。
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