中国紙による批判の内容

中国紙「環球時報」は2026年10月26日、インターネット上の声を引用する形で、TBS系ドラマ「VIVANT」を批判する記事を掲載しました。記事では、作中で中国系組織が日本の自衛隊諜報員に加えた拷問について、旧日本軍の行為と酷似していると指摘し、中国人を残忍な加害者として描いていると非難しています。

さらに同紙は、ドラマが日本の海外での越境的な行動を美化し、自衛隊の役割の境界をあいまいにして事実上、拡張的なナラティブを発信していると主張しました。また、歴史上日本自身が行った暴力を中国人に結びつけているといった中国国内のネット上の声を紹介し、日本でもドラマに対し疑問を呈する声があると指摘しています。

ドラマ「VIVANT」の概要

「VIVANT」は、堺雅人さん演じる主人公ら自衛隊の非公認部隊「別班」の諜報員が、世界を舞台に活躍する物語です。2026年7月から放送中の第2シーズンでは、中国系の組織に拉致された別班の仲間の奪還作戦を繰り広げるストーリーが展開されています。

本作には、堺雅人さんが演じる主人公の乃木憂助や別人格のFに加え、第16話からはリュウ・ミンシュエンというキャラクターも登場しています。物語の舞台や登場人物の背景には、諜報活動や国際的な組織の動向が深く関わっており、視聴者の関心を集めています。