AIによる開発主導の急拡大とエンジニアの不安
米Anthropic社の社内シンクタンクは2026年9月17日、自社のAI研究開発の26%をAIモデルのClaudeが主導していると発表しました。この数字は8月時点のもので、半年前の2月には1%未満だったことから、AIが開発を担う割合が急拡大していることがわかります。同社はAI開発の透明性を高めるため、今後もこうした指標を公表する方針です。
一方、中国のAI企業DeepSeekの開発担当エンジニアは、9月14日に公開したブログで「AIの書くプログラムはあと半年か1年で私と同レベルとなり、追い越すだろう」と投稿しました。エンジニアは「私がプログラムをうまく書けば書くほどAIの能力向上は加速する」と述べ、AIに仕事が取って代わられる懸念を率直に吐露しています。
出版業界が日販に説明を要求
出版取次大手の日販グループホールディングスが、米AI開発企業アンソロピックに大量の書籍を販売していたとして、日本の出版社約380社が所属する業界団体「日本書籍出版協会」が日販に事実確認を求める書面を送りました。出版社側は、販売された書籍がAI学習に使用された可能性があるとして反発しています。
書協は書面で、アンソロピックに渡った書籍に加盟出版社の発行物が含まれていたかどうかの詳細な説明を求めています。また、日販が海外業者に出版社の了承なく大量販売した場合の法的整合性についても尋ねています。日販は個別取引に関する回答を差し控えるとしつつ、AI企業の学習向け用途と認識して販売した事実はないと回答しました。
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