新会長選出の経緯と背景

自民党福岡県連は2026年9月27日に総務会を開き、古賀篤衆院議員を新会長に決定しました。会長選には古賀氏のみが立候補を届け出ており、無投票での選出となりました。前会長の松本国寛県議は、県議会を巡る金銭授受疑惑に関与した疑いで名指しされ、党本部から次期県議選の公認を出せないと通告されたことを受け、辞任を表明していました。

県連会長のポストは、2015年に蔵内勇夫前議長が就任して以降、県議が交代で務める「指定席」となっていました。今回、国会議員が会長に就任したことで、約11年ぶりの体制変更となります。古賀氏は総務会後の記者会見で、厳しい状況にある県連を立て直すため、一丸となって難局に向かう必要があると強調しました。

疑惑調査と今後の県連運営

古賀篤衆院議員は、県連が行う金銭授受疑惑に関する調査について、蔵内勇夫前県会議長を対象とするかどうかについては明言を避けました。記者会見では、県議会の第三者委員会の調査結果を注視し、しかるべき対応があれば検討したいと述べるにとどめています。疑惑の解明と党の信頼回復が、新体制の重要な課題となります。

また、古賀篤衆院議員は来春の県議選に向けた公認作業を最優先に進める方針を示しました。県連と党本部は、疑惑がないと判明した県議に対して公認を出す方向で一致しています。なお、11月に予定されている福岡市長選への対応については、速やかに検討したいと述べるにとどまりました。