極右AfDが第1党へ躍進

ドイツ北東部のメクレンブルク・フォアポンメルン州で、2026年9月20日に新たな州議会を選ぶ投票が実施された。移民反対を唱える極右の「ドイツのための選択肢(AfD)」が多数の票を獲得し、トップに躍り出た。AfDが州議会で最上位につけるのは、これまでにも報じられていた東部のテューリンゲン州などの例に続くもので、旧東ドイツ地域における勢力拡大を示す形となった。

メルツ首相のCDUは歴史的大敗

メルツ氏が率いる中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)は期待されたほどの支持を得られず、議席獲得の要件である得票率5パーセントの壁を突破できなかった。この規定により、州議会で一つも議席を獲得できない前代未聞の敗北に直面していると伝えられている。この重大な結果を受け、党の指導体制を巡る責任論も浮上している。

メルツ氏は投票終了後の会見で、今回の選挙結果について「大惨事である」と述べる一方、国政および党のトップから身を引く考えはないとして、今後も職務を継続する姿勢を示したと報じられた。なお、同日には首都ベルリンでも議会選が実施され、各地の政治動向が注目を集めた。