岸田社長の辞任と後任人事
モーター大手のニデックは2026年9月29日、岸田光哉社長が同日付で辞任したと発表しました。不正会計や品質問題の責任を取ったとみられており、不正問題からの信頼回復の途中で再び経営混乱が懸念されています。
同日の臨時取締役会で、後任には専務執行役員を務めていた戒田理夫氏を社長執行役員に選定しました。戒田氏は社内に設けたニデック再生委員会の副委員長を務めており、年内に開く臨時株主総会を経て代表取締役社長に就く予定です。
財務報告を巡る言動と今後の展開
ニデックは2026年3月期決算と過年度の決算を訂正する過程で、財務報告に関して岸田氏による必ずしも適切とは言いかねる言動があったことが確認されたと説明しています。取締役会で経営体制を議論し、岸田氏が辞意を示したとのことです。
同社は30日に、不正会計などを受けて延期していた2025年10月から12月期と2026年3月期の決算を開示します。大規模な減損損失の計上を検討しており、少なくとも数千億円規模に上る見通しとなっています。
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