地元広島の同級生も祝福
広島大学付属高校の同級生で小樽商科大学名誉教授の江口修さんは、今回の受賞について「同窓会でもいつも硤合さんの活躍が話題になっていた。皆で受賞を長く期待しており、同級生の誇りで本当にうれしい」と喜びを語りました。高校時代から数学に秀でていたというエピソードも明かされています。
硤合さんは受験期に安田講堂事件で東京大学の入試が中止されるという困難に直面しましたが、「僕は東大に行く」と周囲に明かして浪人生活を経て進学した経緯があります。当時の同級生からは、数学の才能やバスケットボール部での活動など、学生時代から一目置かれる存在であったと振り返られています。
大学関係者や専門家の反応
東京理科大学の神楽坂キャンパスでは、学生たちがインターネット中継で受賞の報に接し、大きな喜びに包まれました。博士課程で有機化学を学ぶ瀬川卓杜さんは、硤合さんの穏やかな人柄について触れ、受賞は時間の問題だと思っていたと語りました。また、理学部の学生たちからも誇らしいという声が上がっています。
過去にノーベル賞を受賞した江崎玲於奈さんや吉野彰さんも、今回の受賞を祝福しました。江崎さんは化学の新しい分野を開拓した価値を評価し、吉野さんは創薬や生命の根源を考える上で重要な成果であると称賛しました。硤合さんは今後も生命を理解するための研究をさらに進める必要があると意欲を示しています。
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