非公表合意を巡る対立
韓国大統領府の成耆洪広報疎通首席秘書官が27日に発表した談話によると、ウクライナ側は協議の過程で北朝鮮兵の韓国移送を非公開にするよう求めていました。その理由としてウクライナ側は、自国兵捕虜と交換する機会を放棄したとの国内批判を挙げていました。
韓国側も捕虜本人や家族の安全などを考慮して非公表に同意したものの、ウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会演説で突然移送を公表しました。さらにウクライナ側が非公表合意の存在自体を否定したため、韓国側は虚偽の発表だと反発しています。
強硬姿勢の背景と今後の対応
韓国の李在明大統領は24日に自身のSNSで、非公表の合意に反して公開したウクライナ側の姿勢を非常に残念だと批判していました。国内では北朝鮮の顔色を過度にうかがって非公表にしたのではないかとの批判が出ており、国内事情も強硬対応の一因とみられています。
韓国大統領府は、ウクライナ側の一方的な公表や合意否定が両国間の信頼を深刻に損なう行為であると非難しています。強い遺憾の意を表明するとともに、必要に応じて追加の措置も検討していると明らかにしました。
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