サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会で、日本は1次リーグF組第2戦でチュニジアに4―0で圧勝した。また、エジプトはニュージーランドに3―1で逆転勝ちし、歴史的な初勝利を挙げた。

日本は前半4分、愛媛県伊予市出身の鎌田大地選手が先制ゴールを決め、日本としてW杯最速の得点を挙げた。さらに前半31分にも追加点を奪い、後半にも2点を加えて計4得点とし、チュニジアに無失点で快勝した。この試合は日本時間21日午後1時に始まり、全国各地でパブリックビューイングが催された。横浜市の日産スタジアムには多くのサポーターが集まり、横浜市緑区の小学5年生、川島一晏さん(10)らが声援を送った。東京都の渋谷駅前のスクランブル交差点や映画館、静岡県からの来訪者、中国・深圳から旅行中の20歳男性らも集まり、試合終了後にはハイタッチで喜びを分かち合った。

前田大然選手の地元である大阪府太子町では、小学生時代に所属した太子町ジュニアサッカークラブの選手や住民ら約160人が声援を送った。小学生時代に前田選手を指導した谷学人さん(39)らは試合後の出場機会がなかったことに言及した。菅原由勢選手の地元である愛知県内の「イオンモール名古屋茶屋」の特設会場では、杉村明美さん(73)らが観戦し、大学院生の飯田景士郎さん(23)が上田綺世選手のプレーに言及したほか、宮沢孝さん(42)と息子の一世さん(8)らが観戦した。長友佑都選手の地元である愛媛県西条市の市総合文化会館では約800人が集まり、神拝FC代表の安永幸司さん(39)や、母のりえさん(64)らが応援に駆けつけた。横浜市緑区の大学2年生、門倉侑希さん(19)は日産スタジアムで観戦した。

現地モンテレイの試合会場には日本のユニホーム姿のメキシコ人らがつめかけ、ユリシーズさんやルーベンさんらが観戦した。チュニジア中部のスファックス出身で横浜市に住むシュトロウ・イリアスさん(31)も仲間4人と会場を訪れた。対戦したチュニジアの敵将ルナール氏は試合後にコメントを残した。2得点を挙げた上田綺世選手は試合を振り返り、森保一監督は現地での事前合宿や歓迎について言及した。日本はF組首位通過なら決勝トーナメント1回戦で同地に戻る予定となっている。

一方、エジプトは21日にカナダ・バンクーバーで行われた試合でニュージーランドに3―1で逆転勝ちした。国際サッカー連盟(FIFA)などによると、エジプトがW杯に初出場したのは1934年で、これまで計4大会、9試合目で初の歴史的勝利となった。首都カイロの映画館などでパブリックビューイングが行われ、大手コンサル会社勤務の男性(29)らが観戦した。シシ大統領は試合後に祝福のコメントを出した。試合はエジプト時間の22日午前4時に行われ、エジプトは26日に米西海岸シアトルでイランと対戦する。

試合は前半早々にニュージーランドに先制を許す展開となったが、後半にジーコが同点弾を決め、絶対的エースのサラーが勝ち越しゴールを奪った。ハッサン監督はチームの伝統について語り、終盤にはトレゼゲが3点目を決めた。サラーは試合後に感想を述べた。