フランスのボージョレ地区では、春から夏にかけて記録的な高温となる熱波に見舞われました。この影響でブドウの成熟が急速に進み、収穫時期が例年より2週間ほど前倒しとなりました。その結果、日本への到着も例年より1カ月早まるという異例の事態となりましたが、解禁日については例年通り11月19日の午前0時と定められています。

輸入販売元であるサントリーによると、今回到着した初便では750ミリリットルボトルで約2600本が輸送されました。今年のボージョレ・ヌーボーは、つややかに熟したベリーのようなリッチな味わいが特徴で、アルコール度数が高めに仕上がっているということです。

価格は3年連続で据え置き

物価高や円安が続く経済環境の中、サントリーは消費者が手頃な価格で楽しめるよう配慮しています。今回のボージョレ・ヌーボーの参考価格は3256円に設定されており、これは3年連続で価格を据え置く形となります。サントリーワイン部の佐藤夢木さんは、解禁日には旬の果実の味わいと香りを楽しんでほしいとコメントしています。

ボージョレ・ヌーボーは、フランスのボージョレ地区でその年に収穫されたブドウのみを使用して造られる新酒です。毎年11月の第3木曜日午前0時に解禁されるという伝統は変わらず、今年も多くのワイン愛好家が解禁日を待つことになります。羽田空港でのお披露目イベントを経て、全国の店頭へ順次並ぶ予定です。