ライブドア買収と事業強化の背景

SBIホールディングスは、ポータルサイトを運営するライブドアを買収すると発表した。親会社のミンカブ・ジ・インフォノイドが保有する全株式を75億円で取得し、ライブドアが持つ国内外のニュースサイトなどを生かしてメディア事業を強化する方針を示している。

ライブドアが2005年にフジテレビの親会社だったニッポン放送の株式取得を進めて買収を目指した際、ソフトバンク・インベストメントが現SBIにあたり、フジテレビの筆頭株主となって買収を阻止した経緯がある。今回はその因縁を超えてグループ化する形となった。

NTTデータを含めた3社での業務提携

あわせて、SBIホールディングスとミンカブ、NTTデータの3社間で業務提携契約が締結された。NTTデータがミンカブの既存株主から株式を取得することに合意しており、金融領域における新しいサービスの企画や提供などで協力していくとしている。

産経新聞の報道によれば、今回の買収完了は12月下旬ごろになる見通しとなっている。ミンカブにはNTTデータが出資して筆頭株主となり、既存株主のSBIも含めた3社による協業体制を構築して金融機関向けのサービス拡充などを目指す狙いがあるとみられている。