ベルギーの首都ブリュッセルで7月31日、観光名所として知られる銅像「小便小僧」に、武士装束の「直垂(ひたたれ)」が着せられた。日本とベルギーが今年、国交樹立160周年を迎えたことを記念する行事の一つとして披露された。
直垂は、平安時代から江戸時代にかけて武士らが着用した男性用の伝統衣装。今回の衣装は、国交樹立150周年だった2016年に、ベルギー在住の日本人デザイナー、本郷いづみさんが制作したものだった。
和風の装いとなった像の前では、観光客らが次々と記念撮影をしていた。除幕式では、大菅岳史駐ベルギー大使が「ブリュッセルで最も愛されている像が、日本の伝統的な衣装を着用していてうれしい」とあいさつし、「日本とベルギーは互いに好意を持ち、尊重しあってきた。誇るべき関係だ」と述べた。
小便小僧には、専用にあつらえられた衣装が世界中から贈られており、「世界一の衣装持ち」とも称されている。記念日などに合わせてさまざまな衣装を着用しており、1年の半分近くは何らかの衣装をまとっている。
日本とベルギーは、1866年8月1日に修好通商航海条約を締結した。
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