欧州各地で相次ぐ冷蔵設備の異常
2026年11月2日、ベルギー、エストニア、フィンランド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スウェーデンの9か国で、スーパーマーケットの冷蔵・冷凍設備を狙ったサイバー攻撃が発生しました。ベルギーでは大手スーパーのカルフールやデレーズなどで被害が報告され、連邦検察当局が捜査を開始しています。
スウェーデンのコープでは約800店舗のうち6店舗で被害が確認され、4G回線を使用していた店舗が攻撃を受けやすい状態にあったと説明しています。また、エストニアでは冷蔵設備内の温度が50度まで引き上げられる事案も確認されており、各地で深刻な被害が続いています。
EUが食品供給網への警告を発出
欧州連合のクリストフ・ハンセン農業・食料担当委員は、一連の事件を非常に深刻に受け止めていると表明しました。ハンセン委員は、これらは食品供給網を混乱させ、消費者の信頼を損なおうとする意図的な試みであり、真剣に受け止めなければならない警告であると述べています。
フランスでも10月に同様のサイバー攻撃が発生し、数百店舗で食品が廃棄される事態となっていました。今回の事件についても犯行声明は出されていませんが、現地当局は警戒を強めており、フランスの事例と同じ手口による攻撃であるとの見方も出ています。
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